一般的には戦没者が祀ってあることで知られている靖国神社。
1869年(明治2年)、明治天皇の思し召しにより建てられました。鎖国、尊皇攘夷、倒幕、開国、大政奉還といったキーワードが飛び交う激乱期、「戊辰戦争」で斃された人達(官軍側)を祀るために創建されたといわれています。また、1853年のアメリカのペリー提督の浦賀来航時から幕末までの15年間の混乱期に国のために尽力し、殉じた人達も合わせ祀ってあります。
そして、明治10年の西南戦争以後は、外国との戦争で日本国を護るため、斃した人達を祀ることになった神社とのことです。
初めの頃は「東京招魂社」と言われていたそうですが、明治12年に靖国神社と改称されました。
現在は、2,466,000余り祀られているそうです。
明治維新、西南戦争、日清戦争、日露戦争、第一次・第二次世界大戦など、中でも大東亜戦争(第二次世界大戦)の神戦没が大半で2,133,000を数えています。
現在の靖国神社参拝問題については、根深い議論がありますが、キーワードは「英霊」といったところでしょうか…。
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