1978年、国の重要無形民俗文化財に指定されている『男鹿 真山のなまはげ』。
なまはげの語源は、「ナモミを剥ぐ」という言葉がなまったもの。「ナモミ」は炉端にかじりついていると手足にできるひがたのこと。それをはぎ取り、怠惰をいましめるのである。
大晦日の夜、男鹿半島一帯の約60集落で行われ約60種の神鬼が各家々を巡「怠け者はいねが、泣く子はいねが」と練り歩く姿は有名。なまはげから我が子をかばう親父の愛 いま、最も忘れられている愛のひとつかも知れない。
男鹿 真山神社の柴灯祭りの起源は神官武内氏の『系図傳』によると長治年間(1104-1106)とされている。真山のなまはげは山の神のつかいで鬼神ではなく角(つの)は無い、お山掛けの古道から松明(たいまつ)をかざして下山するなまはげは現在の求められている神々ではないか。
今shige's memoryはshigefamiのK氏によるものです。